この記事は、普通車(登録車)向けの手続きについて解説しています。
軽自動車の手続きには対応していません。
車を売買したり、家族から車を譲ってもらった場合は、車の名義変更(移転登録)の手続きが必要になります。
しかし、「運輸支局での手続きの流れが分からない」「ディーラーに頼まず自分でできるの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、必要書類を事前にそろえておけば、個人でも名義変更の手続きは可能です。費用を抑えたい方や、自分で手続きを進めたい方にもおすすめです。
この記事では、普通車の名義変更のやり方(手続きの流れ)を中心に、初心者の方でも迷わないように分かりやすく解説します。
これから名義変更を予定している方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 普通車の名義変更のやり方(手続きの流れ)
- 運輸支局での具体的な手続き内容
- 名義変更にかかる費用の目安
- スムーズに進めるためのコツと注意点
車の名義変更とは
車の名義変更とは、正式には「移転登録」と呼ばれる手続きで、車検証に記載されている所有者を新しい所有者へ変更する手続きです。
主に、次のような場合に必要になります。
- 車を売買したとき
- 家族から車を譲ってもらったとき
- 車のローンを完済したとき
手続きは、新しい所有者の使用の本拠の位置を管轄する運輸支局で行います。
使用の本拠の位置とは、その車を主に使用する場所(通常は自宅の住所)のことです。
例えば、新しい所有者が名古屋市に住んでいて、その車を自家用として使用する場合、手続きを行うのは愛知運輸支局になります。
次の章では、実際の名義変更の流れについて、手順ごとに分かりやすく解説していきます。
車の名義変更の全体の流れ
普通車の名義変更(移転登録)は、次の流れで進めます。
- Step1車庫証明書を取得
警察署で申請し、発行まで数日かかることが多いです
- Step2必要書類を準備
旧所有者・新所有者それぞれの書類をそろえます
- Step3運輸支局へ行く
管轄の運輸支局へ書類を持参します
- Step4申請書を作成
運輸支局で配布される申請書に記入します
- Step5名義変更の申請
書類を提出し、手続きを行います
- Step6新しい車検証を受け取る
手続き完了後、新しい車検証が発行されます
- (Step7)ナンバープレートの取り付け
プレート番号が変わる場合は、新しいナンバープレートを取り付けます
書類が揃っていれば、運輸支局での手続き自体は1日で完了することがほとんどです。
次の章では、運輸支局での具体的な手続きの流れを詳しく解説していきます。
運輸支局での手続きの流れ
運輸支局では、次のような順番で名義変更(移転登録)の手続きを進めます。
① 申請書を作成
まず、名義変更の申請書を作成します。
申請書は運輸支局の窓口でもらえるほか、記入台に見本が置かれていることが多いため、初めての方でも記入できます。分からない場合は、窓口で教えてもらえるので安心です。
② 手数料を支払う
移転登録には、登録手数料(500円)がかかります。
運輸支局内の印紙販売窓口で印紙を購入し、申請書に貼り付けます。
③ 書類を提出する
必要書類が揃ったら、窓口へ提出します。
書類に不備がなければ、そのまま名義変更の手続きが進みます。
④ 新しい車検証を受け取る
手続きが完了すると、新しい所有者名義の車検証が交付されます。
なお、ナンバープレートの変更がある場合は、このあとナンバーの取り外し・取り付け作業が必要になります。ただし、地域によっては申請時にナンバープレートを返却しておかなければならない所もあるので、窓口であらかじめご確認ください。
ナンバープレートが変わる場合
名義変更の際、次のような場合はナンバープレートの変更も必要になります。
- 管轄の運輸支局が変わる場合
- 希望ナンバーなどに変更する場合
ナンバープレートを変更する場合は、実際に車を運輸支局へ持ち込む必要があります。
旧ナンバーを返納したあと、新しいナンバープレートが交付され、その場で取り付けを行います。
そのため、ナンバー変更がある場合は、時間に余裕をもって手続きを行いましょう。

名義変更にかかる費用
自分で名義変更の手続きを行う場合、主に次の費用がかかります。
- 登録手数料:約500円
- 車庫証明:約2,500〜3,000円
- ナンバープレート代:約1,500円前後(変更がある場合)
合計すると、5,000円前後で手続きできることが多いです。
ただし、地域や状況によって費用が前後する場合があります。また、希望ナンバーを選ぶ場合は別途費用がかかるため注意しましょう。
名義変更をスムーズに行うコツ
名義変更の手続きをスムーズに進めるためには、次のポイントを事前に確認しておきましょう。
- 印鑑証明書などの有効期限(発行から3か月以内)
- 車庫証明の住所と車検証の住所が一致しているか
- 譲渡証明書に実印で正しく押印されているか
書類に不備があると、その日のうちに手続きができず、再度運輸支局へ行く必要がある場合もあります。
事前にしっかり確認しておくことで、スムーズに名義変更を完了させることができます。

まとめ
普通車の名義変更(移転登録)は、必要書類をしっかり準備すれば、個人でも手続きを行うことができます。
基本的な流れは次の通りです。
- 車庫証明を取得
- 必要書類を準備
- 運輸支局で手続き
初めての場合でも、運輸支局には記入見本や案内が用意されているため、落ち着いて進めれば問題なく手続きを行うことができます。
なお、必要書類については別の記事で詳しく解説しています。事前に確認しておくことで、よりスムーズに手続きを進めることができます。


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